感情とは何ぞや。
この身体の中で蠢くもの、波打つもの。
私にとって、この感情というものの存在は非常に不可思議でした。
でもだからこそ、たっぷりと味わい、知る体験をしてきました。
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まず、感情の特性。
それは、
◎無視すると溜まる。
◎やりきらないと溜まる。
です。
以上。
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さて、感情の種類。
感情には、
①純粋な単なる感情と、
②こんがらがった感情とがあります。
①純粋な単なる感情は、
乳児、幼児のそれと似ています。
大した理由なく立ち昇る「すきーーーーっ!」や「きらーーーい!」や。
「たのしいーーー!」や「うわあーーーん!(泣)」や「ぷんぷん!!!」や「うおーーー!」や。
瞬時に立ち昇り、
出し切ったら嘘のように姿を消し、
継続しない。
②こんがらがった感情は、
何層構造にもなっています。
怒りの奥に悲しみが潜んでいて、その奥にさらに怒りが潜んでいて…と。
思考と潜在意識と絡まり合い、渾然一体となっています。
だらだらと何日も何年も継続します。
①が良くて、②が悪いという話ではありません。
その逆でも、ありません。
ただ、そういう種類が、あります。
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そしてそもそもの話、
感情は、センサーです。
感覚と同じく、あなたに元々備わった、センサー。
(元々は、ただ、立ち起こっているもの、とも言えます。
センサーという表現は、若干色を付けた表現ですね。)
喜怒哀楽において、
喜楽が良いもの、怒哀が悪いもの、では、ありません。
喜楽が優れていて、怒哀が劣っているのでも、ありません。
また、その逆でもありません。
でも、大多数の人間は生きているうちに、
善悪、優劣、出すべきもの、隠すべきもの、そういったジャッジを、
感情にくっつけてしまう。
もともとは
ただのセンサーであり、
ただ立ち起こっているだけのものに、
名前を付けて、色を付けて、壮大な意味を持たせる。くっつける。
そして感情を感じきる前に、
悪だ、劣っている、隠すべきものだ、と
判断した感情の存在そのものを、否定したり、攻撃したりする。
感情を感じきる前に、その存在を否定する。
⇒「抑圧」だとか、「感情に蓋をする」、と表現される状態です。
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これを続けていくことで、何が起こるか。
(ここから仕組みのお話☆)
あなたの中では、
上記でいう②(こんがらがった感情)が量産されることとなります。
感情体験に後押しされ(それらが証拠の数々となり)、
多くの概念(思い込み、観念、前提といった「思考」)が作られ、
潜在意識に蓄積されていきます。
そしてさらに②(こんがらがった感情)が量産されていきます。
(以下ループ)
そう、①の純粋な単なる感情に大した理由がないのに対して、
②のこんがらがった感情は、概念(思考)とセットです。
感情体験って、私たちのこの肉体、ボディにとって、とてもリアルなものなんですよね。
このリアルな感情体験とセットになった概念(思考)というのは、
ハイパワーなんです。
現実への反映のされ方が。
だいぶざっくりと言うと、
あなたの中に「否定」という概念(思考)があると、
現実に否定される体験を繰り返す。
もしくは他者を否定する体験を繰り返す。
体験を繰り返すたびに、感情に裏打ちされた「否定」という概念(思考)が更に強固になる。
で、また繰り返す。
そんな仕組みに、なっています。
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感情の特性、種類、仕組みを知ったところで
一つポイントとなることがあるのですが、
長くなってきたので次の記事で☆
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